プログラム
- Day1-9
- 時間:16:35~16:55(20分)
“地震観測記録×○○”で変わる建物被害状況把握
旭化成ホームズ(株)が取り組む「LONGLIFE AEDGiS」の事例から
大地震発生後、「その場所が安全かどうか」に関する情報は、新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、より一層重要度を増しています。
企業として、各拠点や建物の迅速な被害状況の把握と適切な初動対応のできる体制作りが求められる中、当社が最も大切に考えるのは、「その場所がどのように揺れたか」を記録したデータです。
今回は、当社の「IoT地震観測サービス」を利用して、地震発生時の個別建物被害を即時推定するシステム「IoT防災情報システム LONGLIFE AEDGiS(ロングライフイージス)」の構築を進める旭化成ホームズ株式会社様の事例紹介を通じて、地震観測記録の活用方法や被害状況推定手法の具体例を紹介します。
【関連資料】
・IoT地震観測サービス リーフレット
・危機管理カンファレンス2020春_講演資料
【関連リンク】
<白山工業株式会社>
IoT地震観測サービス ホームページ
https://www.hakusan.co.jp/solution/IoT_quake_monitor/
<旭化成ホームズ株式会社>
【2021年ニュースリリース】
~東日本大震災(3・11)から10年~
IoT防災情報システム 東京23区全域をカバーする地震計の設置を完了
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20210305/index/
【2020年ニュースリリース】
地震発生時の個別建物被害の即時推定を可能とする「IoT防災情報システム LONGLIFE AEDGiS (ロングライフイージス)」
~2021年度までに東京23区全域での運用を目指す~
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20200108/index/
Speakers
白山工業株式会社 執行役員 防災システム事業部長 中井 俊樹氏
東京理科大学理学部卒。研究機関への企画営業を担当し、2013年から防災分野の営業部門を統括。国の地震観測プロジェクトや民間の緊急地震速報普及に尽力。2010年から、防災科学技術研究所と共に携帯端末を用いた高密度な観測網の社会実装を目指し、「Geonavi」「i地震」「i震度」などユニークな製品も企画している。
旭化成ホームズ株式会社 住宅総合技術研究所 プリンシパルエキスパート 小山 雅人氏
横浜国立大学大学院修了、博士(工学)。専門は建築構造工学、耐震工学、住宅の防災。工業化住宅ヘーベルハウスの構造開発に従事、業界に先駆け「制震」住宅を開発した。近年は災害前の対策である高耐震施策に加え、災害後の対応を支援する「IoT防災情報システム LONGLIFE AEDGiS(ロングライフイージス)」の開発を行っている。