プログラム
- Session-7B
- 時間:16時20分~17時05分 会場:ホールB 【定員190人】 受講無料/事前登録制
燃料を絶やすな!熊本地震の復旧に貢献した10万リットル
被災地支援活動から得た燃料調達のポイント
今年6月に発生した震度7が2回発生するという観測史上まれにみる大災害に襲われた熊本地震。被害は甚大で各地で停電が発生したものの、それでも電気や燃料事情については東日本大震災と比べて深刻な問題にならなかったのはなぜでしょうか? その裏には、東日本大震災をはじめ過去の震災での教訓を生かし、来るべき災害に備え体制を構築し、被災地で支援活動を行っていた企業の活躍があったことはあまり知られていません。本セミナーでは、震災などで石油コンビナートの被災や交通網の寸断で燃料供給が途絶し、ガソリン不足が生じ、企業の事業継続にも大きな影響を与えない「災害時の燃料調達(確保)」について、熊本地震の被災地支援活動や過去の震災の教訓を踏まえ、企業が講じるべき対策のポイントをご紹介します。
Speakers
シューワ株式会社 BCP事業部 部長 中井 正隆氏
一般家庭の玄関先まで灯油を届ける「巡回販売方式」で昭和63年に創業。顧客は60 万世帯で灯油配送日本一の実績。3.11の東日本大震災では内閣府からの御達しで、約3カ月間に渡り岩手被災地で石油配送を担い、生きた復興支援の実経験をもとに石油の緊急災害網を構築した。大企業には出来ないグループ独自の「季節変動を利用したニッチビジネス」を狙う。ものを売るのではなく、企業理念である「ありがとうの言葉を世界一集める企業」を目的に感動(ありがとう)を売る企業!