プログラム
- DAY1-セッション10
- 時間:17:15~17:45(30分)
現場実務者が失敗と成功から紡いだ本物の危機対応訓練
年1回の避難訓練で満足していた時代は終わりました。現実の危機は複合的で、教科書通りには起こりません。医療機器製造メーカーで危機管理を担当した経験から、「形だけの訓練」と「本気の備え」の決定的な違いをお話しします。
実際に直面した様々な危機対応の中で見えてきた課題は、マニュアル通りでは解決できない現場の実情でした。経営と現場をつなぐ「翻訳力」の重要性、複合災害への対応、そして何より「考える訓練」の必要性について、失敗事例も含めて赤裸々にお話しします。
危機管理担当者が陥りがちな「難しいことをやりたがる」罠から脱却し、現場がついてこられる実践的な危機対応力を身につける方法をご紹介します。
Speakers
元医療機器製造メーカー
危機管理担当者八重澤 晴信 氏
医療機器製造メーカーにて長年危機管理業務に従事。「リスク対策.com」にて連載を執筆し読者から高い評価を得る。現在は国連グローバルコンパクトネットワークジャパンDRR(防災・減災)分科会と協力し、企業のレジリエンス向上に向けた訓練や意見交換を実施。またドローン国家資格取得に向けて取り組み中。危機管理アドバイザーとして活動。