プログラム
- DAY2-セッション2
- 時間:10:20~11:05
日清食品ホールディングスにおけるサプライチェーンのクライシスマネジメント~ 災害時の調達サプライチェーンにおけるスピーディーな情報把握~
災害時の情報収集は災害対応の要と言えます。しかし、社内の被害情報とサプライヤーなど社外の被害情報を一緒くたに収集・共有することは簡単ではありません。
本セッションでは、数百社にのぼるサプライヤーと協力し、社内外の被害情報を共有化してグループ全体の事業継続力を高めている日清食品ホールディングスのクライシスマネジメントを紹介します。
Speakers
日清食品ホールディングス
総務部リスクマネジメント室 課長宝田 剛 氏
広報・マーケティング・総務・リスクマネジメント部門を経て、現職。総合リスク対策委員会事務局実務責任者として、リスクマネジメント部門の体制強化に従事。サプライチェーンBCPをはじめとするグループ全体ERM・BCP・BCMの推進に携わる。
日清食品ホールディングス
資材部 課長奥田 貴之 氏
商品開発、資材調達、マーケティング部門を経て、現職。これまでに、グループ内のグローバル調達および、スープ(調味料・添加物)のカテゴリーにおける原料調達に携わる。
TIS株式会社
IT基盤技術事業本部 IT基盤サービス事業部
マルチクラウドサービス部 セクションチーフ林 伸哉 氏
2011年の東日本大震災を機に自治体向け災害対策システムの開発に着手。2013年、慶應義塾大学と実施した被災地での実証実験を経て、現在の「災害情報共有システム Bousaiz」の提供を開始。7項目に及ぶ特許技術を含む事業継続マネジメントのシステム化については基より、災害時の被害状況集計やその他の関連情報を共有するレジリエンスなサービス設計と様々な業種、業態に必要な機能やポリシーを反映したシステムの開発、提供を行っている。