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環境リスクマネジメントフォーラム2023 | 脱炭素時代のリスクマネジメント最前線

オンライン:12月4日(月) 13:00〜16:00(予定) アーカイブ:各セッション終了後~2024年1月4日(木)オンライン

環境リスクマネジメントフォーラム2023

脱炭素社会の実現が求められる中、企業には環境リスクを適切に管理し、ESG経営を実現することが求められています。本フォーラムでは、企業の環境対策に詳しい有識者や最前線で活躍する実務者を招いて、脱炭素時代の環境リスクマネジメントの最新動向や、外部から評価されるESG・サステナブル経営の実現に向けた取り組みについて紹介します。気候変動リスクや自然災害リスクなど、脱炭素社会において企業が直面する新たな環境リスクについて、具体的な事例や対策を学ぶことができます。また、ESG経営の実現に向けた環境リスクマネジメントの重要性や、企業の取り組み事例についても、最新情報を入手することができます。

キーワード

Program

環境リスクマネジメントフォーラム2023

脱炭素時代のリスクマネジメント最前線
~評価されるESG・サステナブル経営のあり方を問う~

13:00~13:05

開会あいさつ

13:05〜13:45

環境リスクマネジメントの変遷と脱炭素経営におけるリスク

わが国で環境リスクマネジメントが必要となった背景をCOPやIPCCなどの動向から探り、環境リスクマネジメントの概念を解説します。その上で、環境リスクとは何か、中でも特に注目されている脱炭素に国内外ではどのような動きが始まっているのか、脱炭素に取り組まないリスク、さらには脱炭素対策にかかわるリスクについても説明し、今後の環境リスクマネジメントのあり方を考えます。

(1) 環境リスクマネジメントの背景と概念

(2) 環境リスクの全体像

(3) 脱炭素社会をめぐる国内外の動向

(4) 脱炭素経営の基本

(5) 脱炭素に取り組まない場合のリスク

(6) 脱炭素対策が引き起こすリスクへの気づき

(7) これからの環境リスクマネジメントのあり方

講師

島崎 規子

株式会社重松製作所監査役
国土交通省独立行政法人評価委員

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大学関係の主たる内容は、駒澤大学経済学部、城西大学短期大学部、城西国際大学経営情報学部大学院教授などを歴任し、同大学定年退職。城西国際大学では経営情報学部経営情報学科長、学生別科長などを務めた。大学以外の主たる内容は、埼玉県都市開発計画地方審議会委員、財務省独立行政法人評価委員会委員などを務めた。 

13:55~14:15

世界で注目のカーボンニュートラル国際規格~ISO14068の概要と意義~

気候変動リスクへの対応および収益機会の活用の目的で、国内外で脱炭素・カーボンニュートラルに向けた様々な活動が加速しています。その一方で、カーボンニュートラルへの行動を急ぐあまりに、いわゆるグリーンウォッシュに陥る可能性に気づかないリスクも潜んでいます。

本年11月に発行予定のISO14068(カーボンニュートラリティの規格)は、カーボンニュートラルを達成するまでの道筋を明確に示しており、算定とオフセットに関する基準やニュートラル宣言において公開すべき情報などについて規定しています。

国際標準化機関であるBSIは、ISO14068を積極的に活用して、公正かつ透明なカーボンニュートラルを実現し、将来の「ネットゼロ」達成に向けて野心的に取り組むことを支援しています。

本セッションでは、ISO14068(現在FDIS)の内容について概説するとともに、規格活用の意義などについて紹介します。

講師

泉 佳夫

BSIグループジャパン株式会社

APAC Sustainability Technical & Commercial Director

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BSIアジアパシフィックにおいて、サステナビリティ認証ビジネスの開発に従事し、これまで、カーボンニュートラル認証、炭素クレジット認証などの認証スキームを立ち上げる。アジア各国の組織が、カーボンニュートラルという長期的な目標に向けて、国際規格を十分に活用し、カーボンマネジメントを革新できるように尽力している。

14:25~14:45

TCFDでESG経営を推進 ~気候変動対応が事業部門に横串を通す~

気候変動対応をESG経営の上位に位置付け、2020年5月に環境・CSR・品質管理部門を統合して推進体制を整備。早々に実施したTCFDシナリオ分析を情報開示、リスク管理に役立てるに終わらせず、個々の事業部門の目標に落とし込んでビジネスにつなげるとともに、社内広報によって全社員に浸透させるプロジェクトへと発展させました。一連の取り組みはサステナビリティへの意識を高め、推進体制をさらに前進させて、企業成長のけん引役になっています。これまでの成果と課題を紹介します。

講師

関口 政宏

株式会社オカムラ
サステナビリティ推進部・部長

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大学卒業後(1986年)、オカムラへ入社。関連会社へ出向し、人事総務全般を経験。その後、オカムラ人事部へ戻り、採用、人事制度の企画、管理全般を行った後、経営企画部に異動し関連会社管理を担当(2018年)、3年前(2020年)にサステナビリティ推進部に着任し現在に至る。

14:55~15:15

小林製薬のサステナビリティ活動 ~ESGを未来の経営基盤に~

小林製薬は、「人と社会に素晴らしい『快』を提供する」という経営理念に基づき、医薬品、栄養補助食品や日用雑貨品などさまざまな製品を提供しています。顧客、取引先、地域社会と力を合わせ、世界共通の環境や人権、地域での社会課題に真剣に向き合い、解決のためのアイデアを出して実行し続けています。

また、同社は中期経営計画のなかでサステナビリティ(ESG)を未来の小林製薬の基盤を作るものと捉え、社員が自分ごと化できるような社内浸透策を実施しています。

今回は、同社のサステナビリティの推進活動について紹介します。

講師

小枝 立樹

小林製薬株式会社
グループ統括本社 サステナビリティ戦略推進室
サステナビリティ戦略推進グループ

 

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2008小林製薬 技術開発部として入社。2010年仙台小林製薬に出向し、2011年東日本大震災で被災。仙台小林の復興を現地で経験した。その後、各カテゴリー(日用品・医薬品)の技術開発部を経験したのち、2023年に社内公募でサステナビリティ戦略推進室に異動し、社内の環境担当として、活動の促進と仕組みづくりに取り組む。 

15:25~15:55

DBJ環境格付融資の視点から見た企業のサステナビリティ経営

サステナビリティ経営の実現に向けて、企業には経営(事業)を通じた社会課題の解決や、それによる成長戦略の策定が求められています。 

DBJは2004年に環境経営への取り組みが優れた企業を評価・選定する「環境格付融資」を世界で初めて導入し、約20年間に亘って企業の環境経営やサステナビリティ経営の評価に携わってきました。 

環境格付融資では、企業の取り組みをリスク・機会の双方の観点で評価していることに特徴があり、このような評価視点は、現在TCFD開示フレームワークでも求められています。 

本講演では、DBJ環境格付融資を軸に、企業がサステナビリティ経営を推進するにあたり、重要となるポイントを整理します。 

講師

豊原 沙也加

株式会社日本政策投資銀行
サステナブルソリューション部・調査役

詳細プロフィールを見る

当行入行後、エネルギー業界への国内外投融資・ファンド組成支援業務や、国際業務等を担当。2022年4月より現職。当部参画後は、コンサルティングを通じて、エネルギー業界や鉄鋼業界サステナビリティ経営の高度化やTCFD策定支援に携わり、2023年4月からは企業の非財務情報評価業務に携わりDBJ環境格付の主幹を務める 

※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

Outline

対象

経営層、ESG・サステナブル関連部門、リスクマネジメント担当者、工場長など

オンライン配信

2023年12月4日(月) 13:00~16:00(予定)

アーカイブ配信

各セッション終了後から2024年1月4日(木)まで、ライブ配信と同じURLからご視聴いただけます。

主催

株式会社新建新聞社/リスク対策.com

協力

 

 

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