プログラム
- DAY1-セッション9
- 時間:16:10~16:50(40分)
世界が激震するいま、日本企業が考えるべき「経済安全保障」とは?
経済安全保障はけっしていまに始まった議論ではありません。しかし、経済が外交上の武器になることがこれほどあからさまに、世界中に示された時代は近年なかったでしょう。緊迫する国際情勢、安全保障、経済活動――これらの符号は何を意味するのか。国としての取り組みが緒についたばかりのいま、企業は何を準備しどう対応すればよいのか。旧通産省在官時代に現在の安全保障貿易管理課の設立に携わり、現在も企業経営のアドバイスをする経験を踏まえ、経済安全保障を読み解く視点と日本企業が考えるべき対策を解説いたします。
Speakers
明星大学
経営学部経営学科教授細川 昌彦氏
1955年生まれ、大阪府出身。東京大学法学部卒業、ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了。77年旧通商産業省入省、 85年出向により山形県警本部警務部長、98年旧通産省通商政策局米州課長、2001年スタンフォード大学客員研究員、02年経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長、03年中部経済産業局長、04年日本貿易振興機構ニューヨーク・センター所長、06年経済産業省退職。その後、中京大学経済学部教授、中部大学中部高等学術研究所教授を経て、20年から明星大学経営学部教授。