プログラム
- Session-4
- 時間:13時00分~13時45分 会場:ホール全体【定員500人】 受講無料/事前登録制
【対談】波乱への備えは万全か?
~脱炭素・人材不足・自然災害・サイバー・感染症・地政学・気候変動・第4次産業革命時代を生き抜く~
地震などの災害対策の手法として発展してきた日本型のBCP。しかし、企業を取り巻くリスクは多様化し、いつどんなリスクが顕在化し、事業の継続が脅かされるのか予測することは困難を極め、あるいは事業が止まる以上に大きな影響を被るようなリスクさえも出現している。日本型BCPは、どこまでのリスクに対応できるのか、経営戦略と言える計画になっているのか、第4次産業革命の生き残りにBCPは活用できるのか? 本セッションでは、BCPエキスパートである日本政策投資銀行の蛭間芳樹氏と、先進的なリスクマネジメントの取り組みを続けるヤフーの高元伸氏が対談いたします。
Speakers
日本政策投資銀行 サステナビリティ企画部 BCM格付主幹 兼 経営企画部 蛭間芳樹氏
2009年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学卒業(修士)、同年株式会社日本政策投資銀行入行。企業金融第3部を経て2011年6月より現職。専門は社会基盤学と金融とサッカー。公益財団法人日本ユースリーダー協会若者力大賞2012受賞、世界経済フォーラム(ダボス会議)ヤング・グローバル・リーダー2015選出、内閣府「事業継続ガイドライン第3版」委員、国交省「広域バックアップ専門部会」委員、経産省「サプライチェーンリスクを踏まえた危機対応」委員、フィリピン国「災害レジリエンス強化にむけた国家戦略策定(電力セクター)」アドバイザー、一般社団法人日本再建イニシアティブ「日本再建にむけた危機管理」コアメンバーなど、内外の政府関係、民間、大学の公職多数。著書は『責任ある金融』(きんざいバリュー叢書/共著)、『日本最悪のシナリオ9つの死角』(新潮社/共著)、『気候変動リスクとどう向き合うか(きんざい/共著)』などがある。
ヤフー株式会社 リスクマネジメント室 プリンシパル 高 元伸氏
日本IBM、シスコシステムズ株式会社を経て、2002年よりソフトバンクBB株式会社にて技術本部、品質管理本部、セキュリティ本部長を歴任。ソフトバンク株式会社セキュリティ対策室長補佐、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイル株式会社セキュリティ本部長を兼任し、2008年IDCフロンティア取締役システム技術本部長、2012年よりヤフー株式会社CSO室長を経て現在、リスクマネジメント室にて、セキュリティおよび企業リスク全般を担当する。