プログラム

DAY1-セッション3
時間:11:30~12:00(30分)  

災害発生後72時間は「生死を分ける壁」と呼ばれ、企業の初動対応が試される重要な時間です。本講演では、災害時における「報告の遅れ」が事業に与える甚大なリスクを具体的に示し、発災直後から即座に機能する情報伝達体制を自社で構築するための実践的な知識と具体的な手法を解説します。 安否確認や被害状況の把握から報告スピードの向上まで、防災DXを活用した具体策をご紹介します。多くの企業は情報収集と報告の遅れから、サプライチェーンの混乱や顧客の不安を招き、深刻な経営ダメージを受けています。「72時間の壁」は、ビジネスの現場においても「事業継続の生死を分ける壁」として存在します。この時間内に状況報告ができない企業は、市場や取引先からの信頼を失い、深刻な損失を招くリスクがあります。本講演では、この喫緊の課題に対し、具体的な解決策を提示します。

Speakers
インフォコム株式会社
エンタープライズサービス事業本部 システムソリューション事業部門 デジタル・サステナビリティ事業部
危機管理主任コンサルタント
髙橋 克彦 氏

前職にてロケット搭載用精密バルブやセラミック製バルブ、プラント用継手の設計を担当。高圧ガス製造保安責任者、危険物取扱者、非破壊検査、溶接管理技術など、多数の現場経験と資格を保有。BCPについては、事業継続推進機構の災害情報研究会で、実際の危機発生時に情報がどのように流れて行くかを調べ、ICT技術を使って、リスクをいかに軽減できるかを研究している。リスク対策コンサルタントとして、多数のBCP策定支援や訓練支援を行っている。


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