プログラム
- DAY2-セッション11
- 時間:16:55~17:25(30分)
【特別セッション】 能登半島地震で被災したコンサルタントが語る想定の壁「1月1日午後4時10分-家族を守るだけで精一杯だった」
1月1日午後4時過ぎ、珠洲市在住の危機管理コンサルタントの寺地さんは、自宅で夕食の準備を終え、家族と一緒に過ごしている最中に強い揺れに襲われました。家族を守る行動が精一杯で、数分間続いた揺れの後、安全を確保し外に出てみると、そこにあったのは変わり果てた街の姿でした。「事業継続や危機管理を生業にしておきながら、いざ自分や会社が被災し当事者になってみると、つくづく自分の災害への認識、危機管理の大事さを甘く見ていたんだなと痛感させられました」と寺地さんは振り返る。切迫する巨大災害に企業はどう備えればいいのか。被災経験を乗り越え、企業に向けた緊急提言をいただきます。
Speakers
イージス・クライシスコンサルティング合同会社 代表
寺地 智史 氏
2008年に「イージス・クライシスコンサルティング合同会社」を開設。主に、首都直下地震や南海トラフ地震、富士山噴火など、地震や火山対策を想定したBCPや危機管理のコンサルティングを手掛ける。事務所兼自宅は珠洲市にあったが、2024年1月1日の能登半島地震で被災。現在は家族とともに金沢市で生活している。