プログラム
- DAY1-セッション1
- 時間:09:40~10:20(40分)
ITシステムで迅速かつ的確に被害状況を把握Teamsで膨大な災害情報を簡単に共有できる仕組み
パナソニックグループは、日常的に業務で使っているMicrosoftのTeams上で、発災時に素早い情報共有を実現するシステム「災害ポータル」を開発し、運用を開始しました。
誰もが普段から頻繁に利用しているTeams上で稼働するシステムのため、災害時にも簡単に使うことができます。
ローコード開発ツールであるMicrosoftのPower Platformを使うことで作業負担や費用を大幅に抑えることができました。
独自開発した災害情報共有システムの開発に至った背景と、システムの概要を説明します。
Speakers
パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社
情報システム本部青江 多恵子 氏
研究部門、環境部門で勤務の後、リスクマネジメント部門に配属。リスクマネジメント部門時に、「東日本大震災」と「タイの洪水」を経験、「東日本大震災」ではパナソニックグループとして初めて設置された「全社緊急対策本部(現 グループ緊急対策本部)」を経験。このような災害対応の経験をふまえ、「パナソニックグループBCM構築ガイドライン」を策定し、パナソニックグループ約200の事業場(日本とアジアの製造/営業)のBCP策定/BCM構築を支援。現職の情報システム部門で、災害対応DXを推進。
日本マイクロソフト株式会社
インダストリアル&製造事業本部
技術戦略部長吉川 直毅 氏
日本マイクロソフト株式会社 インダストリアル&製造事業本部 技術戦略部長。幅広いテクノロジーの知見ならびに業務ナレッジを活用し、グローバルでの製造業の各種課題解決支援、DX推進支援に従事。MBA保持。