プログラム
- DAY1-セッション4
- 時間:13:00~13:30(30分)
利用者の安全と安心を支えるエレベーターの広域災害対策
近年、建物はますます高層化しており、また高齢化も進む中で、エレベーターは社会インフラとして不可欠な設備となっております。また、自然災害は激甚化、頻発化しており、地震・風水害・停電などによってエレベーターが停止し、社会生活に影響を及ぼす事態が発生しています。
日立ビルシステムは、過去に発生した数々の広域災害における復旧対応の経験によりサービス改善に努めてきました。本セッションでは、IoT技術を活用したシステムの構築やサービス体制の整備など、被害軽減ならびに被害を受けた際の速やかな復旧に向けた取り組みについて紹介します。
Speakers
株式会社日立ビルシステム
日本事業統括本部 技術本部長 兼 広域災害対策室長小島 巨士 氏
エンジニアとして入社し、昇降機(エレベーター・エスカレーター)の保守点検業務に従事。新潟県中越地震(2004年)、新潟県中越沖地震(2007年)、東日本大震災(2011年)などにおいて被災地域の昇降機の復旧作業と現場指揮、後方支援を経験。その経験から、広域災害時の昇降機の早期復旧におけるシステム構築やサービス体制の強化施策に取り組み、現在に至る。