プログラム
- DAY1-セッション3
- 時間:11:15~12:00(45分)
「待ったなしのBCP!! 今こそ決断の時!」迫りくるあらゆるリスクに備え、早期に策定すべきオールハザードBCPとは
災害対策本部の役割は素早く的確な指示を出す事が、災害対応における大変重要な部分と言えます。指示が適切に行われるかどうかで、その後の事業復旧のスピードを大きく左右すると言っても過言ではありません。
特に、初動対応では、すべての情報が入ってくる事はありませんし、責任者がいるとも限りません。そんな少ない情報の中で、あなたに決断が迫られます。
しかし、BCPが適切であればなんの心配もありません。BCPでやるべき事が決まっておれば、誰でも決断する事が出来ます。
初動対応は一般的には「防災」という言葉で表されます。一方、BCPの目的は「重要事業の継続」です。全く異なるものではないか?と考える方も多いでしょう。しかし、BCPと防災は両輪と考えて対応する必要があります。
では具体的に、BCP策定おけるポイントとは何か。
見落としがちな点、時代や環境変化に対応してアップデートしなければならない点など、専門家の視点で詳しく解説します。
Speakers
インフォコム株式会社
サービスビジネス事業本部 デジタル・サスティナビリティ事業部
危機管理主任コンサルタント高橋 克彦 氏
前職にてロケット搭載用精密バルブやセラミック製バルブ、プラント用継手の設計を担当。高圧ガス製造保安責任者、危険物取扱者、非破壊検査、溶接管理技術など、多数の現場経験と資格を保有。BCPについては、事業継続推進機構の災害情報研究会で、実際の危機発生時に情報がどのように流れて行くかを調べ、ICT技術を使って、リスクをいかに軽減できるかを研究している。リスク対策コンサルタントとして、多数のBCP策定支援や訓練支援を行っている。