プログラム
- DAY2-セッション3
- 時間:13:00~13:30(30分)
BCPに「完成」はない―継続的にアップデートし、実効性を向上させるBCP
ヤマトグループのBCM~未然防止から発災時の業務復旧、実対応の検証から改善へ~
ヤマトグループは、2006年に危機管理マニュアルを定めて以来、定期的にBCPの見直しを行っています。なかでも発生頻度と影響が大きい気象災害に対しては、過去事例の共有や気象情報に基づく注意喚起によって被害の未然防止に務めるとともに、発災時には全国ネットワークの強みを生かして迅速な業務復旧と被災地支援を実施しています。そして、その実際に行った対応を振り返って検証し、自然災害の手引きなどといったBCPマニュアルを毎年更新し、社員に周知しています。ヤマトグループのこれまでの知見から、BCP/BCMの実効性を高める仕組みをご紹介します。
Speakers
ヤマト運輸株式会社
法務・リスクマネジメント部 アシスタントマネージャー三浦 哲氏
2006年ヤマト運輸株式会社 入社。2012年にヤマトグループのBCPマニュアルを策定。2020年から現職にて、自然災害をはじめとした緊急事態対応、新型コロナウイルス感染防止対策に従事。