プログラム
- DAY2-セッション10
- 時間:17:05~17:35(30分)
事業継続から事業創造まで視野に入れるBCP
会社の理念とマネジメントシステムの定着が社員を育てる
災害時に事業を継続させることだけがBCPではありません。自社が被災しながらも需要が高まり、平時以上に事業レベルを高めなくてはいけないこともあります。その際にどう対応できるかは、迅速な経営の意思決定と現場スタッフの気概と能力、そしてスキルに関わっていると言えます。こうした現場スタッフを育てていくのはBCPというより経営そのものです。過去の災害対応事例を踏まえながら、事業継続力を高める経営の在り方について発表します。
Speakers
株式会社 堀場製作所 理事 分析·計測開発本部 東京開発担当
佐竹 司
堀場製作所の理事として会社の危機管理全般を担当する。同社は京都府京都市南区に本社を置く、「はかる」技術で世界に事業展開する分析·計測機器大手。製品の対象分野は自動車、半導体産業、新素材、エネルギー、鉄鋼、食品、バイオ、化学など多岐にわたる。はやぶさ2号が小惑星リュウグウから採取した砂や石などの初期分析プロジェクトにも参画している。