プログラム
- Session-2
- 時間:11:15~12:00(45分)
withコロナ時代のリモート型災害対策本部における情報共有
新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来のBCPの考え方である、災害対策本部に参集し災害対応を実施するやり方が出来なくなっています。
リモートを活用した災害対策本部の運営と効果的なリモート演習手法を構築したものの、情報共有については課題が残されていると言えます。
参集型の場合に比べてリモート型では、逆に集まる情報量が多くなり、何が重要であるかという情報のトリアージが必要になってきます。
そこで、リモート型訓練での実績の中から、「具体的にどういう方法があるか」、「リモート型災害対策本部が必要な情報収集と情報共有について、どうすれば効率よく運用出来るか」という点にフォーカスを絞ってお話しします。
Speakers
インフォコム株式会社
危機管理事業部 事業継続主任管理士 危機管理コンサルタント髙橋 克彦 氏
前職にてロケット搭載用精密バルブやセラミック製バルブ、プラント用継手の設計を担当。高圧ガス製造保安責任者、危険物取扱者、非破壊検査、溶接管理技術など、多数の現場経験と資格を保有。BCPについては、事業継続推進機構の災害情報研究会で、実際の危機発生時に情報がどのように流れて行くかを調べ、ICT技術を使って、リスクをいかに軽減できるかを研究している。リスク対策コンサルタントとして、多数のBCP策定支援や訓練支援を行っている。