プログラム
- Session-8B
- 時間:17時05分~17時50分 会場:ホールB【定員190人】 受講無料/事前登録制
個人レジリエンスによる組織の強化
~世界へ発信すべき「SDGs」の視点~
自然災害など緊急事態がおきた時、何をやればよいのか?よかったのか?
あまりのことに途方に暮れ、直ちに行動に起こすことは難しいものです。しかし、実は何をするべきか、何が必要だったのかは、最近の分析によりわかってきています。企業が職員を守るために、また行政が住民を守るために何をすべきか。BCP・BCMに必要な、持続可能な計画を立てる新しい視点についてエキスパートたちが討論いたします。
Speakers
防衛医科大学校 救急部 防衛教官 秋冨慎司氏
医学・工学博士。専門は救急・集中治療学、危機管理学。2005年のJR福知山線脱線事故で、クラッシュ症候群の傷病者に対応し全員救命。東京大学所属時には中越沖地震、2008年には岩手宮城内陸地震の岩手県DMAT統括本部長、岩手沿岸北部地震およびチリ津波を経験。岩手県Incident Command System整備に尽力、東日本大震災で岩手県災害対策本部医療班長として活動。
銀座パートナーズ法律事務所パートナー弁護士 岡本 正氏
銀座パートナーズ法律事務所パートナー弁護士。博士(法学)。内閣府上席政策調査員、日弁連災害対策本部嘱託室長、原子力損害賠償紛争解決センター総括主任調査官等を歴任した。東日本大震災を契機に災害復興政策や防災危機管理分野に携わり、4万件を超えるリーガルニーズ分析を踏まえた「災害復興法学」を創設。岩手大学地域防災研究センター客員教授、慶應義塾大学・青山学院大学講師等も務める。BCPの浸透や生活再建の法制度知識の備えの重要性を説き、産学官の防災教育・研修に数多く携わっている。リスク対策.comにて、「もしも大災害で社員が被災したら? 生活再建への『正しい』知識の備え」を好評連載中。