プログラム

Session-7B
時間:16時10分~16時55分  会場:ホールB【定員190人】 受講無料/事前登録制

危機管理ソリューションセッションB
(工場施設などのリスク対策/AEDの戦略的活用)

【前半】
企業継続のために、自然災害が教えてくれたファシリティリスクとその対策
ファシリティリスクコンサルティング株式会社

巨大地震、津波、暴風雨、洪水、2次災害の爆発火災等、これらの自然災害リスクは天災である以上避けて通れませんが、そのリスク低減をどうするか考えないと企業としての「継続性」を維持できないのは明らかです。災害・事故によって企業の潜在的な課題が表面化されました。特に工場施設などのファシリティの脆弱さにより企業経営がたちゆかなくなったところも少なくありません。

企業の「継続性」に対する脅威(リスク)をなくすことに関して正解はありませんが、これまでの経験を通じて、少なくともファシリティリスクを減らすことはできるのではないかという思いで、今回の講演テーマとしての「ファシリティリスクとその対策」をご紹介いたします。

【後半】
クラウド型AED管理システムを活用した危機管理
株式会社セールスフォース・ドットコム
【提供:日本ストライカー株式会社】

突然の心停止で命を落とす方は年間7万人。いつどこで発生するかは誰もわかりません。もし、大切な職場の人材が突然の悲劇に見舞われたら、企業活動そのものに影響を及ぼします。今やAEDの「素早く正しく使う」体制構築の必要性は広く認知され、またAEDだけでなく、それを活用するためのプログラムもなくてはならないものとなっています。それは公共施設だけでなくオフィスにおいても変わりません。

企業では危機管理のためのBCP策定が重要性を増し、それを支えるインフラ整備は大きな経営課題の一つです。コストはもちろん、導入時のみならず継続的運用を見据えた効率化、最適化が求められています。セールスフォースでの最適解は? Health&Safety部門の土屋なおみ氏が、世界規模でのクラウド型AED管理システムの導入、運用、そして今後の展望をグローバルとローカルの両視点からお話しいたします。

Speakers
【工場施設などのリスク対策】ファシリティリスクコンサルティング株式会社 代表取締役社長 笠原英樹氏

建築設計事務所にて国内海外の生産施設設計監理、生産拠点の企画設計を多く手がける。その後、サプライチェーンと生産施設・物流施設設計の視点で、運べなくなる時代へのコンサル業務を行う。ファシリティリスク対策業務に特化した2016年BCP事業会社を立ち上げる。


【AEDの戦略的活用】株式会社セールスフォース・ドットコム ヘルス&セーフティ アソシエイトマネジャー 土屋 なおみ氏

1999年よりEHS(環境・労働安全衛生)に係るリスクマネジメント業務に従事。対外コンサルティングも含め、レンドリース、GE、MSDなどグローバル企業において幅広い業務を担当。現地調査や工事、工場管理など現場における経験も豊富。現職では日本・韓国統括。NPO法人国際難民支援団体RIJ事務局、私生活では二児育児を機に家庭防災・危機管理も模索中。


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