プログラム
- Session-7A
- 時間:16時00分~16時45分 会場: ホールA【定員190人】 受講無料/事前登録制
小型無線機「ハザードトーク」を利用した
災害時の音声・画像での関係者共有について
今や1年に1度は全国で大きな災害が起き、その肝心な時に連絡が取れない企業と円滑に連絡がとれる企業が存在します。先日の平成30年7月豪雨や大阪北部地震においても、携帯電話はしばらくの間は通話ができない状態が続きましたが、ハザードトークを準備されていた企業や団体様では問題なく通話ができ、早期にBCPが進められました。大規模災害で必要となるのは通信の即時性や同報性です。警察や消防の業務では、なぜ携帯電話ではなく無線を使うのでしょうか? 災害時や緊急時には、一度に複数人と情報共有を行うことが重要になります。このセッションでは、グループ通話はもちろんのこと、各被災現場から送られてくるGPS付き写真や動画が地図上に自動的にプロットされ、管理者が一目瞭然で自社の取巻き状況を把握できるハザードトークの活用方法を紹介いたします。
Speakers
テレネット株式会社 専務取締役 青山利之氏
緊急地震速報利用者協議会の理事として、緊急地震速報の普及に尽力。緊急地震速報のインターネット配信を活用した「館内放送アナウンスの自動化」や「エレベータ/自動ドア制御の揺れ前の自動開放」など、大地震時の死傷率軽減と円滑避難の自動化ソリューションを全国の企業・公共機関など約3,000か所にサービス提供。災害用無線機「ハザードトーク」内に、通信インフラ負荷をかけないGPS連動の緊急災害速報の個別自動配信システムを実用化させた。