プログラム

Session-5C
時間:14時10分~14時55分  会場:501会議室 【定員100人】 受講無料/事前登録制

鉄骨造の旧耐震工場に対する
在来手法に拘らない最適な地震対策の実現

株式会社豊田自動織機高浜工場では、同社の大型工場に対して、BCP設定条件(南海トラフ地震を想定した、震度6強)に適う補強方法として制震補強を採用しました。本講演では、制震補強の採用理由、予想効果、及び検証方法について担当者の立場から解説します。また、設計及び監理を担当した株式会社構造計画研究所の解析担当者から、制震補強に至る検討経緯、困難な点や克服した点、また留意すべき事項について説明します。

Speakers
株式会社豊田自動織機 トヨタL&Fカンパニー 生産技術部 主査 川嶋伊久雄氏

入社以来、トヨタフォークリフト製品の強度評価担当部署から始まり設計部署、生産技術部、品質保証部など技術畑を歩んだ。その後海外子会社で4.5年弱の地勤務の後、高浜工場BCP責任者としてBCP構築。3年前からは遅れていた旧耐震建屋の耐震対策プロジェクトリーダを務め、QCDで満足できる耐震対策案をKKEやゼネコンとまとめた。


株式会社構造計画研究所 執行役員 建築構造工学部長 梁川幸盛氏

1991年株式会社構造計画研究所に入社。構設設計業務に従事した後、自社構造解析ソフトRESPの開発を行う。原子力建屋をはじめとする構造解析業務の実績多数。近年では構造解析業務のリーダとして、企業における鉄骨工場補強に関する論文を名古屋工業大学の井戸田教授と共同で発表するなど精力的に活動している。


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